福祉住環境コーディネーターの仕事

高齢化社会で急務となるもののひとつに住環境の問題があります。高齢者や障がい者が過ごしやすい住まい、家族や介護者・介助者がサポートしやすい住まいを整備しなければなりません。住環境という視点では、単に住まいの問題だけではなく、生活する地域を含めて、どのような環境整備をしなければならないのかを見極める必要があるでしょう。

その推進役となるのが、福祉住環境コーディネーター資格を持った人材です。資格制度のスタートからほんの10数年しか経っていませんが、確実にニーズは増加しており、今後ますます重要な役割を担うことになります。福祉住環境コーディネーターという資格がスポットを浴びることによって、それらの整備が進むのは間違いありません。

福祉住環境コーディネーターの仕事を、具体的な例で提示してみたいと思います。ここに挙げた内容がすべてではありません。また、3級、2級、1級と福祉住環境コーディネーター資格がステップアップすることによって、携われる仕事も変わってきます。

① バリアフリー住宅への新築、建て替え、リフォームなどの提案およびサポート。
② 福祉用具の開発・製造および使用に関するアドバイスなど。
③ 福祉政策や福祉施策、保健・福祉サービスなどの厚生全般にわたる情報提供。
④ 行政等の補助金制度や金融保険商品の情報提供。
⑤ 住環境整備に重点を置いた、福祉施設や一般住宅での介護・介助支援のサポート。
⑥ 保健・医療・福祉・建築・行政・民間企業など、多岐にわたる職種・担当者と連携を 
深めて住環境整備をコーディネート。利用者の利便性を最大限に引き出す。
⑦ キャリアアップを前提に、プランナーとして街づくりをコンサルティング。

福祉住環境コーディネーターの資格を仕事に活かす方法はさまざま。すでに福祉関連で働いているなら、業務の幅が広がりますし、設計事務所でも資格があれば福祉・行政との連携が取りやすくなります。福祉機器メーカーで働く、福祉施設スタッフ、ケアマネージャーとの協働で活躍できるフィールドは広がるでしょう。新しい資格ですから、新しい仕事、働き方を見つけられるかも知れません。
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